両親や肉親が亡くなってしまう。悲しみの中、葬儀を済ませた後に待っているのが故人の遺品整理です。業者に依頼するとして、いくらくらい用意すればよいのでしょうか。遺品整理業者によってまちまちではありますが、部屋の広さと作業員の人数によりだいたいの相場があります。1Kで作業員1人では4万円前後、2人になると5万円〜6万円程度でしょう。1DK〜1LDKで作業員2人となると6万円〜10万円、もっと部屋が広く作業員の数も増えるとそれだけ高くなっていきます。今では一括見積ができるサイトがありますので、比較してみるとよいでしょう。このほかに家電などリサイクル費用が別途かかる場合があったり、ピアノなど特殊な方法で搬出しなくてはならない場合はオプションの料金を請求されることがあります。
突然親しい肉親が亡くなってしまい、茫然自失している中での葬儀や遺品整理は辛いものがあります。以前の日本なら故人と同居していた場合も多く、遺品整理も遺族の心が落ち着くのに合わせて徐々に行っていたものでした。核家族化が進んだ現代では、高齢者に限らず独り暮らしが多くなり遺品整理が遺族の負担になることもしばしばです。特に離れて暮らしていた故人が賃貸の物件に住んでいた場合、時間的制限もかかってきます。これらの理由から遺品整理業者への依頼が急増しているのです。とはいえ、どの業者でもいいというわけではありません。依頼が増えた分遺品整理に参入する業者も増え、中には法外な料金を請求してくるところもあります。見積もりは数社からとる方が安心です。その際に搬出後の清掃など、基本料金以外に費用がかかる場合などもしっかり確認しておくことです。また、使えそうなものは買取りしてくれる業者もあるので聞いてみるとよいでしょう。業者に頼むとはいえ、その前に貴重品や故人との思いでにつながる品を分けておくのも大事なことです。また、遺品整理を終えた後に相続問題が起こってしまうケースも少なくはありません。相続問題に関して、万が一トラブルが起こった場合は、プロである税理士や司法書士に相談するのがよいといえます。埼玉の川越などには多くの税理士事務所や司法書士事務所があるので、相談することによって相続に関する問題を早期解決できるでしょう。認定司法書士がいるような事務所では、納得する形で遺産を分割していきたいという相談も受けていることもあるため、困ったときは誰かに頼ることも大事です。